日々のこと

今日は午後から息子を連れて、川添酢造さんの味噌作り教室へ行ってきました。
以前から興味はあったんですが、なかなか予約が取れず、今回念願かなっての参加でした。

あらかじめ用意された大豆を潰して、米麹と麦麹、それに塩と良く混ぜ合わせて、樽に詰めて終了。

あとは2ヶ月間、じっくり寝かせてできあがりです。


昔は当たり前に家庭で行われていた味噌作り。

今はこのような体験教室でしか触れる機会はありません。

最近は塩の麹がたいへんな人気だそうですが、元々はとても身近にあった存在です。

便利と手軽の名目の元に失われつつある先人たちの知恵と技術。

息子と一緒に大豆を潰しながら、今の自分の生活を見直すいい機会になりました。

とにもかくにも、完成が待ち遠しい!
キュウリにたっぷりつけてがぶりとやりたいです。


明日はお店は通常通りの営業ですが、僕は出張で上五島に行ってきます。

天気も良さそうです。

船が揺れませんように!
2012年4月14日
今日は、神戸で開催されたSCAJのカッピングセミナーに参加してきました。

日帰りの弾丸ツアーでしたが、とても収穫の多い一日となりました。

スペシャルティコーヒーを扱う上で、必須となるカッピング。
そのスキルの向上のためには、普段のトレーニングはもちろん、
こうやって評価基準の再認識や他の人との感覚のすり合わせが必要です。

今回もまたたくさんの初めてお会いする人たちと同じサンプルをカッピングすることで、
自分のカッピングのクセや訂正点がいくつか見つかりました。


同時に感じたことは、僕は普段本当に良い素材を使わせてもらっているなということ。

常にクオリティのためにストイックに追及していく生産者たちから譲ってもらったコーヒー豆は、
他のコーヒーを飲んだ時に改めてその品質の高さに気付かされます。

間違いなく良い素材である以上、活かすも殺すもロースター次第。

自分によりプレッシャーを与えるいい機会になった一日になりました。

さっそく明日からの焙煎や、カッピングに活かしていけるよう、しっかり自分の中に落とし込んでいきたいと思います。


と、いいつつも、明日は午後から息子と一緒に味噌作り体験に行ってきます!
工房は妻の麻美さんが開けてますので、お気軽にお立ち寄りください。
久しぶりにブログを更新します。

ナガサキリンネが終わってからすっかり燃え尽きていました。

まずはナガサキリンネ。
風のとても強い2日間でしたが、とても多くのお客様にご来店いただきました。

初めておこなったパブリックカッピングも好評で、一度にたくさんのコーヒーを味見する機会のなかなかない方にはとても新鮮だったようです。
面白かったのが、酸がよく感じられる豆ほど評価が高かったこと。
もちろん良質の酸を活かすために浅い焙煎で仕上げてはいるのですが、
「酸味が苦手」という方が普段多いわりには、酸がしっかりあるコーヒー豆から売れて行きました。

酸味が苦手な方が、自分が指す酸味というのは豆が古くなった(=酸化した)ときに出てくる酸味であることを、
自分の舌をもって感じる事ができたいい機会になったと思います。

飲んだ人の中でコーヒーの意識改革が起きたらそれほど嬉しいことはないですよね。
冥利に尽きるといったとこでしょうか。

おかげさまで2日間とも、午後2時過ぎには完売となり、たくさんの方にカリオモンズのコーヒー豆をお渡しすることができました。

また、完売後に来店いただいて、コーヒー豆をお渡しできなかったお客様もまた多くいらっしゃったことは、
今回の僕らの反省点として、次回に活かしていきたいと思います。


リンネが終わってからはずっと工房にいましたが、
入退職のおくりものや結婚式のギフトで、なにかとバタバタしてしまい、
気付いたら4月も中盤にさしかかろうとしていました。

工房の入り口の正面の山に一本だけ咲いている山桜を見ながら、束の間の花見を楽しみました。


これから工房は一年でもっとも過ごしやすい時期に入ります。
いつもより長く、のんびりと時間を過ごす方が増えてきました。

天気の良い日は、お気に入りの本を持って、ゆっくりカリオモンズで過ごしてみてはいかがでしょうか。
のんびりしたい時は、店主のコーヒー話に火をつけないようにご注意ください。
2012年4月10日
15日の夜遅くに無事に帰国しました。
いつも思うことですが、やっぱり日本っていいなぁと思います。
醤油に味噌にダシに、、、みんな恋しかった!

今回の買い付けでは産地が抱える様々な問題を聞きました。

異常気象によるコーヒーの成長サイクルの変化。
経済状況からの出稼ぎによる労働者の海外流出。
安定しない市場価格。

特に今回は労働者についての話をよく聞きました。

収穫の時期には毎年たくさんの労働力が必要となりますが、
中米の最貧国であるニカラグアでは、経済上の安定を求め、
たくさんの人が海外へ出稼ぎへ行ってしまいました。

その結果、ピッカー(収穫人)が足りず、ベストなタイミングでの収穫が困難となりました。

それに加え、経験の浅いピッカーが雇われたことによる収穫した実の熟度にバラつきや、
収穫した実を地面に落とすなどの別の問題も起きています。
これは前回のブログでも書いた通り、収量が低下し、また自然発芽によって農園のバランスを崩してしまいます。

農園主は普段よりも多く賃金を支払うことで、労働力の流出を食い止める他ありません。

幸い、僕らが毎年訪問し買い付けを行っている農園では、ピッカーの確保にてこずったものの、
徹底した品質管理のもとで味の面での問題は起きていません。
むしろ今年のニカラグアは稀にみる当たり年のようで、昨年より更にカップクオリティが上がっています。


これから先、さらにコーヒーをとりまく環境は厳しくなると言われています。

環境問題も然り、世界の経済状況や生産量と消費量のバランスの崩壊など、
美味しいコーヒーというのはますます貴重なものとなっていきます。


そのために自分たちができることはなにか。

毎年産地を訪問し、信頼できる生産者たちと確実なパートナーシップを組む。

カッピング(テイスティング)の技術を磨き、間違いなく美味しいコーヒーを見つけ出す。

産地の現状を常に消費者へ伝え、一杯のコーヒーに存在する背景を知ってもらう。

人の言葉を借りるとすれば「畑とつながる」とはこういうことなんじゃないかと思ってます。


美味しいコーヒーは偶然にできるものではありません。

恵まれた自然環境とそれを活かす生産者たちの努力、素材を無駄にしないロースターの技術、
そして何より、それを知って飲む消費者によって作られるものです。

これからもずっと産地のことを発信しながら、素晴らしいコーヒーを伝えていけたらと思います。

カリオモンズのコーヒーを通して、産地のことに少しでも興味を持ってもらえたら本当に本当に幸いです。
2012年3月17日
いよいよ明日!というより今日!

中米方面へ出発します。
今回のスケジュールは10日間。
実質の滞在期間は1週間ほどでしょうか。

さきほど本日最後の焙煎が終了しました。
不在の期間中、売り切れることがないようにしっかり焙煎しました。

僕がいない間もお店は営業していますので、お気軽にお立ち寄りくださいね!
麻美さんが元気に迎えてくれると思います。

今回はブログを更新するツールを持っていきますので、
ネットが繋がる環境では随時産地の様子をブログアップしていく予定です。

リアルタイムな更新を楽しみにしててくださいね!

それでは睡眠をとって行ってきます!
2012年3月5日