2011年5月28日
産地のこと

映画も終わって少し落ち着いたので、
農園訪問記に戻ります。

今回は少し気分を変えて農園ではなく、
乾燥場のおはなしをしましょう。

ニカラグアに滞在中、
毎日のようにこのラス・セゴビアス乾燥場にきました。
ここは毎度おなじみルイスさんが所有する乾燥場で、
乾燥場以外にルイスさんの事務所があります。

もちろん乾燥場ですので、
乾燥工程も見る事ができます。
上の写真はナチュラルの工程ですね。

すっかり慣れてしまいましたが、
産地のトラックはとても大きく、
人も平気で荷台に乗ったまま走ります。

事務所の中にはサンプルロースターがありました。
せっかくの機会なので、現地でも焙煎をしてきましたよ。
なぜ僕が焙煎しているのかというとですね、、、

もちろんカッピングするためです。
買い付ける時はもちろん、
焙煎が豆に与える影響についても
カッピングでしっかり検証します。

カッピングはコーヒーの評価に直結するものですので、
生豆の状態からしっかりと見ていきます。

これはおもしろいです。
特殊なライトで紫外線の光をあてると、
過発酵などが起きた部分が青白く光るんです。
思わずおぉぉっ!と興奮してしまいました。

そしてひたすらカッピング。

?最初はみんな楽しくやっているんですが、、、、

?終わるころには立ち上がる事もできません(笑

そりゃそうです、
五感をフルに使って豆の評価を一日中やっているので、
終わるころにはヘトヘトになります。
窓の外も真っ暗ですね。

そしてみんなで考察。
評価のブレやなぜこの点数になったかなど、
細かいディスカッションが続きます。

こうやってラス・セゴビアスでの一日が過ぎていくのです。

みなさん、お疲れさまです!

2011年5月23日
日々のこと

土曜日は「うまれる」の上映会でした。

振り返ってみればあっという間の準備期間。

告知も思うようにできず、少し心配していたんですが、
当日はとてもたくさんの方にご来場いただきました。

スタッフのおかげで上映も時間通りにでき、
準備や片付けもスムーズに済ませることができました。

この映画の上映を通して、たくさんの方に出会うことができました。

映画の出演者と同じ立場の人、
これから親になる不安を拭いきれずにいる人、
愛する存在を失ったばかりの人、

それぞれに強い思いがあってこの映画の上映会に来ていただき、
そしてなにか小さなきっかけにでもなればすごく嬉しいです。

今は、映画と、観に来て下さったお客様、そして手伝ってくれた沢山の方々に
ただただ感謝しています。

当日お越しくださったみなさま、
本当にありがとうございました。

2011年5月20日
日々のこと

映画「うまれる」の上映会、
いよいよ明日になってしまいました。

おかげさまで当日は超満員が予想されます。

1部に関しては当日券の販売はありません。

2部、3部は当日券も販売する予定ですが、
あまりに多くなった場合は早めに締め切るかもしれません。

天気が少し心配です。
明日、美術館にいらっしゃる方は
道中気をつけていらしてくださいね。

なお、明日は工房はお休みとなっております
ご了承くださいませ。

2011年5月17日
焙煎

コーヒー豆の焙煎についておもうこと。

工房に来ていただいた方は僕が焙煎をしているのを、
見たことある方も多いかと思います。

コーヒー豆は焙煎という過程を経て、
食品としてのコーヒー豆になります。

そしてこの焙煎という過程。
知れば知るほど奥が深い。

僕はこの仕事を始める前、
レストランの厨房で仕事をしながら
趣味で自宅で焙煎をやっていました。
キッチンのガスコンロに手回しの焙煎機を置いてくるくると回しながら。

焙煎機を回すスピードも、ガスの炎の強さも、
毎日その時々でバラバラ。
当然上手く行く日もそうでない日もありました。

それから移動カフェを始めて、
少し大きな焙煎機を買いました。
毎日必要な分だけを焙煎して、
車の中でコーヒーを淹れる毎日。

移動カフェから始めたのですが、
最初から思い描いていたビジョンがあります。

それが「スペシャルティコーヒーのロースターになること」です。

移動カフェをやりながらいろんな方と出会い、勉強し、
そして今僕が所属しているドクターカップの方と出会いました。

コーヒーを作っている生産者とコーヒーを飲む消費者とを、
ひとつの線で結ぶことを理念とし、
本当にその豆にあった焙煎をとことんまで追求する。

その考え方にとても感動し、
また、自分がやりたかったビジョンにぴたりと当てはまって、
今こうやってドクターカップの一員として仕事をさせてもらってます。

今は小さな、でもしっかりとした焙煎機を使い、
毎日何度も焙煎を繰り返しながら、
その日の気温や湿度、天候はもちろん、
豆の性格や、焙煎機の中で変化していく過程を
全身の感覚で受け止めながら、
本当に美味しいスペシャルティコーヒーとは
どういうものなのかを追求しています。

良い素材を手に入れることはもちろんのこと。

ロースターである以上、
僕に課せられた最大の課題は
その素材の良さを最大限に引き出す焙煎。

言葉が通じない不思議な関係の中で
どうやって豆と心を通わせるか、とか、
香りや見た目、そして味にとても繊細に出てくる
自分の焙煎の良し悪しをちゃんと消化して
次に活かせているか、とか、、、

毎日焙煎毎にやっているカッピング(テイスティング)も、
全ては豆を譲ってくれた生産者と、
僕が焙煎した豆を購入してくれる消費者の満足度のため。

自分の「今」の焙煎に満足することは、この先一生ないと思います。
でも毎日納得したものを自信を持って提供する。

スペシャルティコーヒーの焙煎とはそういうものです。

来月から徐々に直接買い付けた豆を扱っていきます。

譲ってくれた生産者に失礼の無いように。

消費者に最大限に楽しんでもらえるように。

そして何より豆の持つ可能性をひとつでも無駄にしないように。

焙煎のお勉強は今日も明日も続くのです。

2011年5月14日
お知らせ

最近は完売と新発売のラッシュです。

まずは完売から。
ベスト・オブ・パナマのベルリナ農園が先週完売となりました。

販売を開始して2カ月持ちませんでした。
振り返ってみればたくさんのファンがついた農園でしたね。
ありがとうございました。

続いて新発売。
カップ・オブ・プログレッシヴセラードという
ブラジル国内で開催されるコンテストがあります。
そのコンテストのwashed部門で見事にグランプリに輝いた農園、
「カイセッタス農園」です。

フローラルな感覚に、
黒砂糖のような含みを持った甘さ。

ガトーショコラのようにしっとりとした質感と、
長く続く後味が印象的です。

こちらも数量限定入荷。
早めの購入をお願いいたします。

ネットショップでも本日より販売開始させていただきました。
遠方の方も是非飲んでみてくださいね!
ちなみに九州内への発送が3000円以上のオーダーで
送料無料となります。
お友だちと一緒に、、なんてのももちろんオッケーですよ。

1 2

月別アーカイブ