2013年3月29日
お知らせ


ついに開幕しました。

「ナガサキリンネ」
http://nagasakirinne.com/



長崎の作り手が一堂に会す、生活の基をつくるイベント。

昨年に引き続き、今年も参加させていただきます。

すでに初日のブレンド作りのワークショップをさせていただいて、残すは土日のマーケット。

ヤマ場です。

カリオモンズでも今晩から「制作」に入っています。

夜中まで動き続ける焙煎機にぴったりくっついて、当日はなるべく多くの方に飲んでいただけるよう。

イベントは長崎県美術館と復元出島で開催されますが、カリオモンズは長崎県美術館にブースを出します。

県民ギャラリーでは参加される作り手さんたちの作品が一同に展示され、光栄にもその部屋のすぐ横でコーヒーを販売させていただけることになりました。

海につづく川をはさんだ風通りの良い通路。

休憩にもってこいのとびきりの場所です。

美味しいコーヒーと一緒にのんびりと過ごされてください。

もちろんコーヒー豆の販売もさせていただきます。

先ほど今日の焙煎が終了しました。

残りは明日。

土日に美術館で会いましょう。

2013年3月19日
お知らせ


カリオモンズのお店がある時津町の左底の通り。

ここは昔、なづみ野と呼ばれ親しまれていました。

今、この通りには様々なお店が並び、素敵な人たちが集う通りになっています。

「この通りを使って何かやりたい」

という友人の声に賛同したメンバーでイベントを開催することになりました。

メイン会場はカリオモンズのお店の向かい辺りにある古い大工小屋。

みんなで改装して市場を開催する会場に作り上げました。

ここに地元で採れた野菜や果物、植物、そしてパンやお菓子やコーヒーなどが並びます。

そしてこのイベントの面白さは「道歩き」

なづみ野の通りにあるお店を尋ね歩いてスタンプを集めることができます。

スタンプが集まったら先着50名様になづみ野マルシェ詰め合わせをプレゼント。

是非、素敵な通りを散歩しながらお店巡りを楽しんでくださいね。

明日の朝、NBCあっぷるで会場からの生中継があるそうです。

そちらもチェックしてみてくださいね!

あとは天気が良くなることを願って、、、

みなさまのお越しをお待ちしています!

2013年3月15日
日々のこと


そういえば報告がまだでした。

12日に無事に帰国しています!

本当は12日の夜に長崎へ到着する予定だったのですが、ヒューストンから成田への飛行機が遅れてしまい急遽東京に一泊することになってしまいました。

13日の朝一の便で無事長崎へ帰ってきました。

今回の中米出張も実りの多い旅となりました。

特に今回は木の病気や天候不順が原因の減産が農家さんたちの悩みの種となっていることを身を以て感じ、継続して取り引きを行うことの重要性を改めて再認識する機会となりました。

「美味しさはみんなで作り上げるもの」

という気持ちを一層強くする旅となりました。

産地でテンションが上がったままお店に戻ってきております!

多少の時差ぼけもありますが、気合い入れて焙煎してお待ちしておりまーす!

2013年3月11日
産地のこと

カリオモンズでもお馴染みのサラティエルさんのエル・ネグリート農園はサンホセ農園のすぐ向かいにあります。

農園を訪問するとすぐサラティエルさんが出迎えてくれました。

かなり似合うナイスなハットを被ってご機嫌な様子のサラティエルさん。


彼の自宅で今年の収穫量や品質の話、サビ病や天候不順に関する話を聞きました。

やはり彼の農園でも影響が出ていて、特に天候不順に関しての収穫量の低下がとても大きな影響を及ぼしているようでした。

基本的にコーヒー豆はニューヨークの先物市場価格を基準に取り引きされますが、この価格は生産者たちの生活という面ではまず成り立たない低い基準で価格が設けられています。

そこに昨今のサビ病や天候不順による収穫量の低下が起きるとますます生産者たちの生活は苦しいものとなり、コーヒー生産に対しても集中して取り組むことができません。

生活が成り立たないような状態で病気の対策などが当然できるわけもなく、多くの生産者たちは痛んでいくコーヒーの木を見守ることしかできません。


僕たちのように毎年継続的に産地に通い市場価格を全く参考にしない直接的な取り引きをしてもらえるととても助かるという話を今回の買い付け出張ではよく聞きます。

美味しいことはまず当然のことで、こうやって人と人とのやり取りを継続的に行っていることに関して生産者たちも同じように感じてくれていることがとても嬉しく思いまいした。

今回はエル・ネグリート農園とは別に、サラティエルさんの奥さんの農園、ラ・ピコナ農園へ連れて行ってもらいました。

この農園はホンジュラスとの国境に接していて、農園のすぐ下には入出国のゲートがあります。

初めて訪問した農園でしたが、この農園は特にサビ病の影響を受けていたように感じました。

葉を落としてしまった木も多く、農園全体として少し弱っているような印象を受けました。

このように葉の裏がサビたように菌が繁殖し、この粉状の菌が風で舞ったり労働者の衣服に付着したりしながらどんどん感染していきます。


薬の散布などで部分的に治してもまたどこからか菌がやってきて感染する、ずっとこの繰り返しで今年は特にその影響が強く出ています。

カリオモンズでコーヒー豆をご購入していただいているお客さまには本当に生産者共々感謝しています。

こうやって顔の見えるお付き合いを継続し、何か問題が生じたらみんなで解決していく。

美味しいコーヒーのためにひとつになれることって凄く素敵なことだと思います。

これからも生産者たちの情熱、そしてカリオモンズの活動を美味しいコーヒーを楽しむ形で応援していただけたらと思います。

2013年3月9日
産地のこと

ラ・ベンディシオン農園を訪問した次の日はディピルト地区にあるサン・ホセ農園を訪問しました。

オーナーのエウドロさんも元気そうで、何より僕らの訪問を一段と歓迎してくれたように感じます。


まずは苗床に案内していただきましたが、エル・ネグリート農園にあったような腰の高さの立派な苗床が新設されていました。


これを使うと地面からの雑菌や害虫の被害を受けないことと労働者の負担軽減になること、そしてポットがこれまでのものより小さいため女性でも植え替えが容易にできること、従来のタイプよりも早く植え替えが可能になるなどの多くのメリットがあるとのこと。

ただ、サン・ホセ農園ではまだ新設したばかりで、この苗床と従来の苗床(袋に土を入れ地面に並べて育てる方法)とでどちらがこの農園にとって良いかを実験している段階だそうです。

その後、数年前に亡くなった彼のお父さんがかつて経営されていたロス・ピリネオス農園へと案内していただきました。

ここはサン・ホセ農園の上にあり、僕自身知ってはいましたが訪問したのは初めてです。

サン・ホセ農園のマネージャーさんに案内していただきましたが、ここには原住民が住んでいて自分たちの都合で山を焼いてしまうそうで、このマネージャーさんは少しでも川の水質を改善しようと毎年少しずつ松の苗木を植樹していました。


農園を上るとたしかに山の上部には木がなく、急斜面の草原が広がっているばかりです。

植えてもまた燃やされる。燃やされたらまた植え直す。

ずっとこの繰り返しで、一部に少しだけ焼け残った木が生えているだけでした。

山に木がなくなれば当然川が汚れ、コーヒーの栽培や収穫後に処理に影響がでます。

品質が落ちれば山を守ることすらもままならなくなり悪循環に陥ってしまいます。

「この山をまたたくさんの木があった頃に戻したい」

マネージャーさんの言葉がとても悲しそうに聞こえました。

以前から何度かサビ病についてのお話をしましたが、他にもojo de gallo、antracnosis、phoma、などたくさんの病気を見ることができる今回の中米訪問。


自然と共存することの大切さ、難しさを肌で感じる旅になっています。

もっとコーヒーという植物について学ばなければいけない、そう強く感じています。

農園を下っているとなんと七面鳥に遭遇!


初めてのことだったのでとても驚きました。

「七面鳥は追いかけて来るから気をつけてね?」とメンバーに教えられ、あえなく望遠で撮ることに。

エウドロさんはお父さんから継いだこの二つの農園を大切に守っていて、できれば今年からはお父さんのこともお客さまにしっかりと紹介してほしいと願っていました。

たとえばコーヒー袋のラベルで、店頭での話で、そしてブログで、彼の意思を尊重していければと思っています。

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