2013年10月31日
コーヒーのこと


世界規模での情報網が整備された今の世の中ですから、インターネットで遠く離れたコーヒー産地の様子や情報も得ることができますし、電話一本で国内の商社さんや問屋さんからコーヒー生豆を購入することができます。

では、なぜ僕らが自分達で毎年産地へ通うのか?

数え切れないほどたくさんの理由がありますが、その中のひとつに商品の確認ができるという点があります。

以前から何度も言っている通り、コーヒーは農作物ですので毎年の仕上がりの違いはもちろん、同じ農園でも地形や日当たりによってコーヒーの品質が異なります。
単刀直入に言えば、農園が同じだからといって同じ味のコーヒーが飲めるわけではありません。
一日の日照時間も違う、収穫したタイミングも違う、栽培している品種や肥料の種類が違うことだってあります。

ではその中でいかに美味しいものを手に入れるか。

それには農園の選択だけではない、区画の選択という重要な作業が必要だと考えています。

僕達が産地で行うカッピング(買い付ける豆を決めるテイスティング)では、同じ農園のコーヒーが何種類も並ぶことがよくあります。
これは農園内のさらに区画ごとに分けられたもので、それぞれを個別に採点することで本当に自分が求める味や品質のコーヒーが手に入るのです。

もちろん「この区画が気に入った!」と思っても確実に手に入るわけではありません。
その区画からの収穫量が少なく求める数量に達しなかったり、すでに他のバイヤーに買われていたり、、
農園とのパートナーシップがより深くなってきた最近では後者の理由はあまりありませんが、他にもいろんな理由で買えないことだってあります。

しかしそうやって購入してきたコーヒー豆は自分が心の底から気に入って買い付けたものであり、お客さまへ紹介するときの絶対的な自信にもつながります。
もちろんカリオモンズのスタッフたちは自分たちのお店のコーヒーのファンですし、なにより僕自身が一番のカリオモンズのコーヒーのファンです。
それはこうやって買い付けてきた物語があってこその結果だと思っています。

「今年はどんな美味しいコーヒーに出会えるんだろう」と毎年宝探しに行くような気分です。

電話一本で何でも手に入る時代だからこそ便利さに埋もれた本当の品質が問われる世の中です。

抜群に美味しいことは大前提として、その先にあるストーリーを少しだけ意識してみてはいかがでしょうか。

※写真はラ・ベンディシオン農園の買い付け区画「La Hacienda」での一枚。

2013年10月23日
お知らせ


気づけば長らくブログを更新していませんでした。

今年の6月にティア長崎銅座店さまで開催したセミナー「カリオモンズのコーヒージャーニー」。

当店のメールマガジンのタイトルにもなっているこのセミナーも、ありがたいことに第二回目の開催が決定いたしました。

今回のテーマは「生産処理」

※生産処理とは・・・
収穫したコーヒーの実からコーヒー豆を取り出す工程のこと。
たくさんの方法があり、コーヒーの味に与える影響がとても大きいコーヒー生産において非常に重要なプロセスです。

今回は収穫後の生産処理工程にスポットをあて、収穫したコーヒーの実からどのようにコーヒー豆を取り出すのか、またそれがどのようにコーヒーの味に影響を及ぼすのかを、実際に同じ農園の同じ品種、生産処理違いのコーヒーを飲み比べながら写真や映像を交えてお話します。

コーヒー生産の中でもとても重要度の高い工程ですが、あまり深く知っている方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
長崎でコーヒーの生産処理についてのお話はおそらくこれまでなかったと思います。

インターネットだけでは知ることのできない、現場の空気感をお伝えできればと思っています。

開催情報は下記のとおりです。
ご都合の合う方、ご興味のある方は是非参加してみてください!

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「カリオモンズのコーヒージャーニー」 生産処理編

日時:
11月10日(日)

時間:
15時30分~17時

会場:
ティア長崎銅座店(長崎市銅座町6-24ビクトリア・イン長崎2F)

参加費:
700円(お菓子つき)

定員:
20名

申し込み:
カリオモンズコーヒー(お店で申し込みもOK)
tel:095-870-7447

ティア長崎銅座店
tel:095-828-2984
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訂正:
開催日が9日(日)となっておりました。
正しくは10日(日)の開催となります。
ご指摘ありがとうございました。

2013年10月3日
日々のこと


メールマガジン「カリオモンズのコーヒージャーニー」第7回より

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10月になりました。
今年もあと3ヶ月、この間新年を迎えたような、、、と毎年言っているオーナーです。

さて、先日東京で行われましたスペシャルティコーヒー協会のイベント「SCAJ2013」。
今年もたくさんのコーヒー業者や愛好家で賑わいました。

今回、スレイヤーというエスプレッソマシンメーカーのブースにコーヒー豆を提供していたのもあって、一日だけ東京へ行ってきました。

会場はもちろん大盛り上がりでしたが、スレイヤーは日本では今年が初の展示ということで一層多くのお客さまで賑わっていました。

このような場で当店のコーヒー豆が選ばれたこと自体とても光栄なことですし、長崎で焙煎されているコーヒー豆の品質の高さをブースのスタッフはもちろん一般のお客さまにも広く認識していただいたことがロースター(焙煎人)の僕としてはとても嬉しい出来事でした。

日本の西の端にもこういうロースターがいるんだということをこれからもどんどん発信していきたいですね!
もちろんそのために必要な更なる味の品質向上や、お客さまがより安心して楽しめるコーヒー豆の提供、買い付け時の取り引きの透明性の向上など手は抜きませんよ~。

生産者やお客さまのためなのはもちろんですが、なにより僕ら自身が一番のコーヒーラバーですからね!
もっともっと美味しいコーヒーとの出会いのためにどんどん前進していきます。

これから寒くなってきてコーヒーの本格的なシーズンの到来です。
美味しいコーヒーを毎日気軽に楽しんで、素敵なコーヒーライフを過ごしましょう!

オーナー 伊藤ヒロユキ
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メールマガジン「カリオモンズのコーヒージャーニー」

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