0から1をつくるということ
2017年3月27日
産地のこと

 

二日目は朝からエル・ポルベニールのセルヒオさんとカッピング。

新しい取り組みの説明を受けながら、私たちが購入予定のコーヒーや、スペシャルティコーヒーとして商社へ販売するコーヒー、100時間の発酵過程を経たナチュラル処理のコーヒーなど、さまざまなコーヒーをカッピングさせていただきました。

カッピングの後はそれぞれのコーヒーについての評価や感想を話し、共通する部分、違う部分の発見と自分の評価基準の改善を行いました。

 

常に新しい取り組みを行っているセルヒオさんのところでは毎回なにかしらのユニークなサンプルが出てくるのでいつも新鮮な体験をさせてもらえます。それだけ新たな可能性を探り実践しつづけているからなのですが、この姿勢は普段私たちが焙煎を行うにおいてもとても重要な姿勢とも言えます。

現状に常に疑問を持ち続けることが次のステージへの扉を開くことは明らかで、その連続から今よりもっと良いものがうまれていつしかスタンダードになる。その頃にはまた次のステージの扉が開いている。焙煎に限ったことではありませんが物事を追求するということは一生答えの出ない問題を解き続けるような感覚です。

 

その後はドライバーとして毎年お世話になっていたネクシーさんとエル・ポルベニール農園へ。

農園の管理を行っているガルシアさんの案内のもと、農園を隅々まで歩きました。久しぶりに膝が笑いました。

自然に極力負担をかけないエコロジカルな農園運営を行うセルヒオさん。たくさんの生き物がいるエル・ポルベニール農園では休憩のために立ち止まろうものなら一斉に蟻が足を登ってきます。

そんななか太陽を受けて青々と育つコーヒーの木は、まるでエネルギーの塊のようなそんな印象を受けました。

すでに収穫は終わっていたため静かな雰囲気でしたが、これから一本一本の木を観察しながら剪定などの作業を行っていくそうです。

 

COE(国際品評会)の仕事が忙しい中、時間を割いてくれたセルヒオさんにはとても感謝しています。

私たちにできる恩返しはただひとつ、といったところでしょうか。

 

 


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『すべてのコーヒーが持つ物語』を伝えたい。 カリオモンズコーヒーで取り扱うコーヒー豆のほとんどは、生産国のコーヒー農家から直接買い付けてきたコーヒー豆です。毎年自分たちで生産国のコーヒー農園を訪ね、情熱ある素晴らしい生産者たちから継続的にコーヒー豆を買い付けています。 生産者から消費者まで、私たちが取り扱うコーヒー豆に関わっているすべての人が豊かであるように、その背景までを伝え繋いでいくことが私たちの使命です。
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